九谷焼の布袋さん

酔っぱらっているんですかねぇ、、が最初の印象。九谷焼布袋(弥勒)坐像
幅約33.5㎝×奥行き約31.5㎝×高さ約27㎝添付ファイル
年代について:年代ものである可能性は高い
結論から言うと、昭和中期〜それ以前(戦前〜明治期)に作られた「年代もの(時代物)」である
可能性が非常に高いと考えられます。そう推測できる理由は以下の3点です。
手慣れた造形と独特の表情:お顔の表情は、現代の量産品にはない、当時の職人の手仕事による豊かな
表情(少し不敵でユーモラスな笑み)が表現されています。
絵付けと釉薬(ゆうやく)の風合い:衣服に施された九谷焼独特の青(緑)や赤、黄色の彩色が、経年に
よって落ち着いた渋み(時代付き)を帯びています。また、布袋様の肌の質感(やや黒ずんだ土の風合いや
擦れ)も、長い年月を経て飾られていたことを物語っています。
底面の状態:底面を見ると、無釉(釉薬がかかっていない部分)の土が茶褐色に焼締まっており、現代の
真っ白な磁器土とは異なる、古い時代の陶土や泥絵の具の跡が見られます。
※九谷焼の置物には底面や背面に「九谷」や作者の「銘(サイン)」が彫られたり書かれたりしていることが
多いですが、このお品物は、見る限り底面に明瞭な銘は見当たりません。衣服の裏側や、座面の隙間などに隠れて
銘がある場合もあります。 AI先生ありがとう。
