王水って?

王水(おうすい)王水は濃塩酸と濃硝酸の混合物で、あらゆる金属を溶解してしまうほど

強い酸化力を有する液体です。王水自体はそれほど安定な物質ではないので、試薬として市販されては

いません。必要時に濃塩酸と濃硝酸を混合して調製します。混合時に人体に有毒なガスが発生するので

設備があって、換気の良い場所で作業する必要があります。

王水は多くの金属を溶解することができるので、化学分析における金属の定量分析や実験器具の洗浄

などで使用されています。また、パソコンやスマートフォンなどの精密機器に使用されている金を回収

して再利用するために使用されています。

濃硝酸 : 濃塩酸 = 1 : 3の体積比で混合すると、王水を作ることができます。

例えば、濃硝酸100mLと濃塩酸300mLを混合すると、王水約400mLを調製できます。

王水は多くの金属を溶かしますが、ガラスは溶けませんので、調製の際には耐熱ビーカーなどの

ガラス器具で対応することができます。ポリバケツなどは、絶対ダメ。また業者でもコスト面や、

安全面などを考慮すると、専門業者に委託します。業者でもアクセサリーや時計バンドの金メッキ

製品を大量に集めて、王水に溶かすと金が採れます。が、金メッキの金杯などで0.01%採れるか

採れないかなので、専業では成り立たないし、金メッキに似せた、合金が使われたりもします。

また製品自体が金っぽい、金属もあります。